パパラギ渋谷店 ブログ

皆さん
こんにちは!
パパラギ渋谷店の海老原です。

今回ご紹介するのが、BCDジャケットについてご紹介致します。

BCDは Buoyancy Compensating Device の略。

日本語でいうと浮力調整具。

BCDを使用することでダイバーは安全で楽にダイビングを実施することができる。

エネルギーの節約ができる。

水中では一切の身動きをせず中層に浮くことができる。

宇宙空間と同じ無重力感を味わうことができる。

といった画期的な器材になります。

因みに40年前はBCDを使わずライセンスコースが開催!
なので水中に入ったらひたすら泳ぐだけです。
安全に関しても昔は足りないことが多かったです。

BCDは存在はしてましたが使ってない人の方が多かったみたいです。

ではここでBCDはどんな物あったのか古い順に紹介していきます。

初期型のBCD

救命胴衣にインフレーターホースを取り付けた感じになります。

通称フロントマウント(首掛け式BCD)と(よだれかけ)言われたりしてました。

水面で空気をパンパンにすると、前側にある浮力体に引っ張られ腹側が持ち上がり、ラッコのようなポジションになる。

首周りの浮力体が視界をさえぎる問題が残った。

そこで新たに進化したBCDが登場!

バックフロートタイプ
浮力体を後ろに持ってくることで、バランスが取りやすくなりました。

ここで今でも使われているBCDが出てきました。

次にはBCDの最高峰と言われていた ジャケットタイプが出ました。

ベストのような形をしたBCD。

さらに2重構造の生地だけではなく1重構造のBCDが誕生。

最初に販売したのはスキューバプロの商品名スタビライジングジャケット。

当時オレンジ色の憧れのBCD。

今でもBCDのことをスタビと呼ぶ年配の人もいる。

1重構造のBCDは生地の強度を維持するのが難しく、スキューバプロ以外のメーカーは2重構造を採用。

そして新たにデザインが大きく変わったのが ショルダーベルトタイプの開発。

ショルダーベルトタイプBCDの開発によりほとんどの人間が自分の体にピッタリあったBCDが使えるようになった。

そこで1番良いBCDがアクアラングから出ているアクシオムになります。

スクーバタンクの重さを軽く感じさせるBCD。

実際に背負ってみると2kgほど軽く感じる。

フィット感、安定感、耐久性も良い。

タンクへの取付も今までより容易。(今まではベルトを毎回締め直す必要になりますが、アクシオムから1度合わせればワンタッチ止められるようになった。)

皆さん、どうでしたかBCDの出来た歴史わかりましたか?

またこんな感じで器材を紹介出ればと思います。

海老原